泌尿器科
本日は前立腺炎について。 BMC Infect Dis. 2008 Jan 30;8:12. doi: 10.1186/1471-2334-8-12. Acute bacterial prostatitis: heterogeneity in diagnostic criteria and management. Retrospective multicentric analysis of 371 patients diagnosed with ac…
本日は、尿閉に鍼を行った報告です。 Evid Based Complement Alternat Med. 2020; 2020: 2520483. Published online 2020 Jan 19. doi: 10.1155/2020/2520483 PMCID: PMC6995310 PMID: 32051686 Effects of Acupuncture on Hospitalized Patients with Urina…
本日は、尿失禁に対する鍼通電療法の報告です。 Sun B, et al. Electroacupuncture for stress-related urinary incontinence in elderly women: data analysis from two randomised controlled studies. BMJ Support Palliat Care.2020 Jan 9. 高齢女性のス…
本日は、排尿障害の1つである前立腺肥大症患者を対象に、鍼の深さが効果に与える影響について検討された報告です。 Yuan H, et al. Effects of Depth of Electroacupuncture on the IPSS of Patients with Benign Prostatic Hyperplasia. Evid Based Complem…
本日は、尿の色に関する報告をまとめていきます。 昔、尿道カテーテルを留置していた入院患者さんの尿バッグの色が紫色をしていて、その時に知ったのですが、そーいうことがあるのか?と驚いた印象を覚えています。 正常尿 血尿 ビリルビン尿 ミオグロビン尿…
本日は、夜尿症についてです。 Ferrara P, et al. Medical comorbidity of nocturnal enuresis in children. Indian J Nephrol. 2019 Sep-Oct; 29(5): 345-352. 小児における夜尿症の併存疾患 夜尿症は、5歳以上の睡眠中の尿失禁を、週1回以上が3か月以上続…
本日は、排尿に関する報告をいくつかまとめてみました。 下部尿路障害には、「蓄尿障害(頻尿・尿失禁など)」、「排尿障害(尿閉など)」、「排尿後障害(残尿感など)」の3タイプあります。 問診では、これらのタイプのどれか?を絞り込んでいくことになります。…
本日は、下部尿路症状の中の夜間頻尿についてです。 夜間頻尿は、就寝中に2回以上の排尿行動があり、なんらかの生活の支障が生じることを指す。 頻尿というと膀胱の問題と思われがちですが、 実際には、脳・心臓・腎臓・膀胱といった臓器が複雑に関係してい…
本日は、尿路感染症の病歴と身体所見についての報告を抄読です。 Bent S, et al. Does this woman have an acute uncomplicated urinary tract infection? JAMA. 2002 May 22-29;287(20): 2701-10. 1966年から2001年9月までの情報を厳選した結果、9件残った…
本日は、混合性尿失禁(MUI)に対する報告を読みました。 Liu B,et al. Electroacupuncture versus pelvic floor muscle training plus solifenacin for women with mixed urinary incontinence: A randomized noninferiority trial. Mayo Clin Proc. 2019 Jan…
本日は、腹部視診についてです。 須藤博.「一目瞭然!目で診る症例」問題.日内会誌.2012;101:2367-9. 90歳男性。 3日前からの食欲不振のため受診。 腎機能障害(BUN153mg/dl、Cr6.65mg/dl)を指摘。 腹部写真(矢印は臍の位置)。 どのような病態か? 回答 尿閉…
本日は、鍼治療が産科と婦人科領域で有益な方法なのか?のレビューです。 でも、本文が手に入らず、抄録のみです。 Bishop KC, et al. Acupuncture in obsterics and gynecology. Obstet Gynecol Surv. 2019 Apr; 74(4): 241-251. アメリカではこの数十年で…
本日は、薬剤の副作用に関する報告です。 おそらく、薬の中でも服用頻度の高い非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)と急性尿閉の関連を調査した報告です。 Verhamme KM, et al. Nonsteroidal anti-inflammatory drugs and increased risk of acute urinary retent…
Nail Abnormalities: Clues to Systemic Disease. Am Fam Physician. 2004 Mar 15; 69(6): 1417-24. 爪の所見は、多くの疾患を示唆することがある。 その一覧↓ それぞれの爪の所見をみてみると、 Clubbing(ばち指)~COPDなどの呼吸器疾患や循環器疾患で多い …
下部尿路機能障害に対する電気刺激療法. Jpn J Rehabil Med. 2017; 54(8): 598-600.より 下部尿路機能障害は、大きく蓄尿障害と排尿障害に分類 下部尿路症状(LUTS)も上記分類に対応して、蓄尿症状と排尿症状に分類され、残尿感などは排尿後症状とされること…