脳卒中と桜島大根
Elucidating the improvement in vascular endothelial function from sakurajima daikon and its mechanism of action: A comparative study with repahanus.
J Agric Food Chem. 2018; 66: 8714-21.
桜島大根による血管内皮細胞の機能改善と作用機序に関する検討:大根の種類別の比較
血管疾患は、主要な死因の1つである。
例えば心疾患や脳卒中などが、これに該当する。
これらは、血管内皮細胞の機能低下により引きこされるとされている。
血管の内膜は、血管内皮細胞(Vecs)によって形成され、ここから一酸化窒素(NO)が合成され、血管拡張や血流改善などが起こる。
今回桜島大根によるVECsのNO合成に関して調査した結果、
トリゴネリンと呼ばれる物質がNO合成を促進し、桜島大根に多く含有していることが判明したと報告している。
鹿児島で、桜島大根を見かけることは少なかったが、県外に出しているのだろうか?
鹿児島は脳卒中発生率も高いため、もっと摂取すれば、少しは低下するかもしれない。