2021-06-23 シュペルマン徴候 シュペルマン徴候;Schepelman′s sign 胸郭の痛みを訴え、肋間神経痛と胸膜炎や筋痛の鑑別の際に用いる身体所見(理学的検査)。 患者の上体を左右に側屈させたときに、 曲げた方に痛みが起これば⇒肋間神経痛を疑う 伸ばした方に痛みが起これば⇒胸膜炎や筋痛を疑う 側屈の際に、両上肢は下げていてもいいし、上げていてもいいようです。 また立位で行うものや座位で行うものもあるとのこと。 調べても、この身体所見の感度や特異度を調査した報告は見当たりません。 あくまで参考所見とすべき。