高齢者のダイエットは、筋トレ＋持久トレが有効
Randomized Controlled Trial
Aerobic or Resistance Exercise, or Both, in Dieting Obese Older Adults
コントロール群・エアロビック群・筋トレ群・筋トレ＋エアロビック群の4群に40人ずつ割り付けた。患者背景に差はなし。
除脂肪量＋その他(筋肉など)のダイエットになることが多く、高齢者では筋量の減少が起こるといけないので、どのトレーニングが適しているか？を調査。
その結果、
PPTスコア(パフォーマンススコア；0-36点、高い方が優れている)は、コンビネーショングループが有意に向上した。
その他、酸素摂取量・脆弱性スコア・体組成・骨密度・身体機能の変化でも、良好な結果がコンビネーショングループに認められた。
体重減少の変化率は運動グループの3つとも減少した。
高齢者のダイエットでは、サルコペニアやフレイルなどを予防するためにも、筋トレ＋持久トレが最も良い運動と示唆された。
