腹痛の原因が、体性痛or内臓痛の判別が可能となる方法。
閉眼徴候は、診察中に目を閉じていると、腹腔内病変の可能性が下がると考えられている。
これらの精度を、救急部門のある病院で検討。
対象は320名(18歳以上、48時間以内の急性腹症、非外傷性・非術後)。
245名の画像検査の異常が見つかった(76.5%)。
結果;
カーネット徴候
入院時:感度42.2%、特異度38.9%
手術時:感度44.8%、特異度43.1%
閉眼徴候
入院時:感度28.0%、特異度51.6%
手術時:25.9%、特異度55.0%
両者ともに精度は高くはなかった。
カーネット徴候に関してはこれまでの報告に比べ精度が低い理由は不明