都城鍼灸ジャーナル

宮崎県都城市で鍼灸師をしている岩元英輔(はりきゅうマッサージReLife)です。読んだ論文を記録するためのブログです。当院のホームページ https://www.relife2019.jp/index.html しんきゅうコンパス https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33749

論文の執筆者も査読者も大変です

本日は、論文作業の時間などについて調べた報告です。

研究者と臨床しながら論文を書く人などなど、それぞれの立場で違うでしょう。

また査読者はいつ査読をしているかも調べたようです。

各国での違いが少しずつあり、面白いです。

 

Working 9 to 5, not the way to make an academic living: observati-onal analysis of manuscript and peer review submissions over time

BMJ 2019; 367 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.l6460 (Published 19 December 2019)
 
論文投稿は、
週末にされることが、中国が最も多く、インドが最も少ない。
祝日にされることが、ベルギーが最も多く、カナダで最も少ない。
日本は、週末も祝日も作業している。
図1
 
投稿と査読でみてみると、
査読の方が週末や祝日に行われることが多く、
論文投稿は平日が多いよう。
図2
 
こうした作業は、午後から開始されることが多い。
図3
ピークタイムでみてみると、
日本や中国は、夜中の作業が多い。
図4
 
論文を書くのも、それを査読するのも、日本は大変です。
臨床をしながら、手の空いて時間に執筆を臨床医はしていると思います。
残業代がでるわけでもありません。
 
私が病院にいるころは、残業代はもちろんでないし、投稿費用が発生した場合は自分で出してました。
学会発表の準備も似たようなものだと思います。
貧乏暇なし。
 
査読者の経験がないので分かりませんが、費用は少しはでるのだと思いますが、それでも時間で考えたらどうなのでしょうね?
そこらへんも知りたいところです。