都城鍼灸ジャーナル

宮崎県都城市で鍼灸師をしている岩元英輔(はりきゅうマッサージReLife)です。読んだ論文を記録するためのブログです。当院のホームページ https://www.relife2019.jp/index.html しんきゅうコンパス https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33749

肩の痛みと圧痛部位の関係

2021 Jan 8;S0949-2658(20)30383-3.
 doi: 10.1016/j.jos.2020.12.015. Online ahead of print.

Tender point examination with palpation in different shoulder pathologies: A retrospective study

 
Abstractのみ
 
肩の痛みと圧痛点の関係について。
インピンジメント症候群(IS);205名
回旋腱板断裂(RCT);185名
五十肩(FS);210名
の圧痛点に特徴があるのか?を調査。
またBMIとの関連も調査した。
 
触診部位;
小胸筋
伸筋腱
外側筋腱
 
結果;Google翻訳のまま掲載します。
結果: RCT患者はISおよびFS患者よりもBMIが高いことがわかりました(p <0.001、p = 0.001)。IS患者よりも圧痛のある筋肉間中隔点と夜間痛(p = 0.001、p = 0.003)、ISおよびFS患者よりも伸筋群の近位腱点(p <0.001、p = 0.001)。「圧痛なし」グループは、遠位グループよりも安静時の痛みが少なく(p <0.001)、中近位、中遠位、および遠位グループよりも活動と夜間痛が少なかった(すべてps <0.002)。遠位グループは、中近位グループよりも夜の痛みが高かった(p = 0.003)。病的肥満の患者は、正常な患者や太りすぎの患者よりも夜の痛みが大きかった(p = 0.003およびp = 0.009)。
 
安静時痛と夜間痛の有無が圧痛点と関係してきそうな感じです。