2020-10-01 多系統萎縮症の症状 J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2000 Jan; 68(1): 65–69. doi: 10.1136/jnnp.68.1.65 Urinary dysfunction and orthostatic hypotension in multiple system atrophy: which is the more common and earlier manifestation? R. Sakakibara, T. Hattori, T. Uchiyama, K. Kita, M. Asahina, A. Suzuki, and T. Yamanishi 多系統萎縮症(MSA)は、自律神経障害(起立性低血圧、排尿障害など)と運動障害(パーキンソン症候群または小脳障害)の両方を有するもの。 小脳症状を主とするMSAを、MSA-C パーキンソン症候群を主とするMSAを、MSA-P に分類する。 日本では、MSA-Cが多い。 MSA121名の患者を対象に自律神経症状の発現頻度を調査 MSAの症状;排尿症状が多く、起立性低血圧は半数 排尿障害が初期症状として起こることは多いが、起立性低血圧が単独で初期症状として起こることは少ない。