浅腓骨神経の走行パターン その2

Review

 

Clin Anat

 

. 2017 Jan;30(1):120-125.

 doi: 10.1002/ca.22741. Epub 2016 Jul 7.

Superficial fibular nerve variations of fascial piercing: A meta-analysis and clinical consideration

K A Tomaszewski ^1 2, M J Graves ^1 2, J Vikse ^1 2, P A Pękala ^1 2, B Sanna ³, B M Henry ^1 2, R S Tubbs ⁴, J A Walocha ^1 2

 

昨日の続編です。

 

昨日は腓骨頭周辺の走行パターンでしたが、

本日は、足首付近の走行パターンです。

 

 

Type1(82.7%)；浅腓骨神経(SPN)が深筋膜を貫くと、内側背側皮神経(MDN)と中間背側皮神経(IDN)に分岐

Type2(15.6%)；SPNがMDNとIDNに分枝してから、深筋膜を貫く

Type3(1.8%)；分岐しない

 

の3パターンあるとのこと。

 

MDNは、第1趾～3趾を、

IDNは、第3趾～第5趾を支配する。