都城鍼灸ジャーナル

宮崎県都城市で鍼灸師をしている岩元英輔(はりきゅうマッサージReLife)です。読んだ論文を記録するためのブログです。当院のホームページ https://www.relife2019.jp/index.html しんきゅうコンパス https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33749

蕁麻疹のガイドライン

本日は、蕁麻疹ガイドラインです。

 

日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン改訂委員会.蕁麻疹診療ガイドライン2018.日皮会誌.2018;128(12):2503-2624.

 

蕁麻疹に関するガイドライン

2005年「蕁麻疹・血管性浮腫の治療ガイドライン日本皮膚科学会

2007年プライマリケア版策定 厚労省免疫アレルギー疾患予防・治療研究推進事業

2011年「蕁麻疹診療ガイドライン

2018年「蕁麻疹診療ガイドライン

 

定義;

蕁麻疹は膨疹、すなわち紅斑を伴う一過性、限局性の浮腫が病的に出現する疾患であり、多くは痒みを伴う。

通常の蕁麻疹に合併して、あるいは単独に、皮膚ないし粘膜の深部を中心とした限局性浮腫は、特に血管性浮腫と呼ぶ。

 

出現部位;

蕁麻疹の膨疹は、どこでもあり得る。

血管性浮腫は、眼瞼・口唇に好発するが、腸管や四肢の皮膚深部の浮腫として出現することもある。

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治療目標;

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ガイドラインの中には、まだ多くのことが書かれていますが、

こうしたなかで、鍼灸がどういう役割で、どういう立ち回りをすることが望ましいのか?

難しいですが、少しずつ考えていかねばなりません。