2020-10-05 再発性尿路感染症の自己診断の精度 Clinical Trial Ann Intern Med . 2001 Jul 3;135(1):9-16. doi: 10.7326/0003-4819-135-1-200107030-00004. Patient-initiated treatment of uncomplicated recurrent urinary tract infections in young women K Gupta 1, T M Hooton, P L Roberts, W E Stamm 再発性尿路感染症(膀胱炎)で、患者さんの自己判断の的中率はどれくらい? 尿路感染症では、予防や治療のために抗菌薬が投与されることが多い。 抗菌薬は耐性菌のことも含めて、慎重に検査などを行い投与することが望ましい。 対象は、最近の妊娠、高血圧、糖尿病、腎障害のない18歳以上の女性。 172回のエピソードのうち、144回が膀胱炎だった。 これより陽性的中率は、84%であった。 患者さんの言うことをすべて真に受けてしまってはいけないが、少なくとも再発性の尿路感染症に関しては、8割近くは正しい。しかし2割は間違っているかもしれないので、やはり最低限の検査はする必要はある。