再発性尿路
感染症(膀胱炎)で、患者さんの自己判断の的中率はどれくらい?
尿路
感染症では、予防や治療のために抗菌薬が投与されることが多い。
抗菌薬は耐性菌のことも含めて、慎重に検査などを行い投与することが望ましい。
対象は、最近の妊娠、高血圧、糖尿病、腎障害のない18歳以上の女性。
172回のエピソードのうち、144回が膀胱炎だった。
これより陽性的中率は、84%であった。
患者さんの言うことをすべて真に受けてしまってはいけないが、少なくとも再発性の尿路
感染症に関しては、8割近くは正しい。しかし2割は間違っているかもしれないので、やはり最低限の検査はする必要はある。