2020-08-17 骨粗鬆症を聴診器で判断できるか? まずは、 骨粗鬆症の身体所見 Review JAMA . 2004 Dec 15;292(23):2890-900. doi: 10.1001/jama.292.23.2890. Does this woman have osteoporosis? Amanda D Green 1, Cathleen S Colón-Emeric, Lori Bastian, Matthew T Drake, Kenneth W Lyles 高齢・閉経・骨折の既往などがあると骨粗鬆症のリスクが上がる。 身体所見としては、 身長の減高>3cm 猫背(円背;脊柱前弯) 残存歯<20本 が認められると骨粗鬆症の可能性が上がる 握力<20㎏ 手掌の皮膚の皺<2.1mm が認められると骨粗鬆症の可能性が下がる 脊椎圧迫骨折の身体所見; 円背の有無の確認(A) 下部肋骨と腸骨稜の間に指が何本入るか?(B) 病院だと骨密度の測定を行えるところもあるが、鍼灸院ではできない。 そこで、ある程度の予測ができないか?考えていたところ、 骨量を聴性打診で判別することは可能だろうか? と思っています。 該当論文は見つけられませんが、 井出隆俊、他.骨伝導検査.BME.1990;4(5):1-9. が参考になるかと思います。 さて、どうやってデータを収集しよう。