フレイルのスクリーニング
スクリーニング法
フレイル症候群には、
転倒・動けない・せん妄・尿失禁・薬の副作用が起きやすい
などがある。
これらの訴えがあったり、特に80歳以上の場合は、積極的なスクリーニングが推奨されている。
歩行速度;
4m歩くのに5秒以上かかると陽性
Timed Up and Goテスト;
椅子に座った状態から、起立して3m先まで歩き、Uターンして椅子に再度座るまでに要する時間を測る。10秒以上を陽性とする。
PRISMA7質問票;
7つの項目の中で、3つ以上該当すると陽性と判断される。
1.年齢>85歳
2.男性
3.日常の活動を制限されるような健康問題がある
4.人の助けを常に必要とする
5.健康問題のために家に閉じこもっている
6.いざという時に誰か頼りになる人がいる
7.移動に杖・歩行器・車いすを常に使う
これらのいずれかで陽性だった場合、包括的高齢者評価を行うとされている。
鍼灸院では、ここまでする必要があるのか?は考えないといけない。
少なくとも最初のスクリーニングで陽性だった場合の対処法を考えておけばいいのかな?と思っています。