2020-12-24 腸腰筋腱炎の理学的検査の精度 Arthroscopy . 2020 Dec 16;S0749-8063(20)31242-1. doi: 10.1016/j.arthro.2020.12.184. Online ahead of print. The Limited Reliability of Physical Examination and Imaging for Diagnosis of Iliopsoas Tendinitis Jonathan D Haskel 1, Daniel J Kaplan 2, Jordan W Fried 2, Thomas Youm 2, Mohammad Samim 3, Christopher Burke 3 アブストラクトのみ。 63名の腸腰筋腱炎患者の、超音波、MRIや理学的検査の精度を調査。 ブロック注射を行い、VAS2ポイント改善したものを陽性とし、所見と照会した。 症状; 鼠径部の痛み:感度100%、特異度7% 所見; スナップヒップ~股関節を動かすと引っ掛かりがあると陽性 :感度24%、特異度82% 抵抗性SLR試験による痛み:感度62%、特異度25% 抵抗性SLR試験に抵抗できない:感度15%、特異度71% 超音波検査; 膨満?(distension ):感度67%、特異度35% 腱症?(tendinosis):感度63%、特異度32% MRI; 腹部膨満?(Bursal distension);感度64%、特異度45% 腱肥厚:感度55%、特異度60% これらの検査所見は単独では、診断精度が低い。