都城鍼灸ジャーナル

宮崎県都城市で鍼灸師をしている岩元英輔(はりきゅうマッサージReLife)です。読んだ論文を記録するためのブログです。当院のホームページ https://www.relife2019.jp/index.html しんきゅうコンパス https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33749

可逆性脳血管収縮症候群の症例

Case Reports
 
2020 Jun 10;12(6):e8546.
 doi: 10.7759/cureus.8546.

Reversible Cerebral Vasoconstriction Syndrome: A Common Occurrence but Rare Diagnosis

 
可逆性脳血管収縮症候群(RCVS)は、突然の「雷鳴」頭痛、神経障害、光恐怖症、恐怖症、悪心、嘔吐などのさまざまな症状を呈する。
 
一般集団における生涯における有病率は96%で女性優位とされている。
その多くは緊張型・片頭痛群発頭痛だが、RCVSもまれにある。
 
その特徴に、雷鳴頭痛(1分未満のピーク)で、この多くは後頭部から始まり、びまん性に広がることが多い。両側性も片側性もある。
神経学的症状はないこともあるので、頭痛のみの訴えのこともある。
 
RCVSにつながる血管収縮の機序は不明。