Yasuhiro Yoshimatsu 1 2 3, Shiori Kimuro 1, Joris Pauty 4, Kazuki Takagaki 5, Sanae Nomiyama 5, Akihiko Inagawa 1, Kentaro Maeda 2, Katarzyna A Podyma-Inoue 1, Kentaro Kajiya 5, Yukiko T Matsunaga 4, Tetsuro Watabe 1 2
リンパ管は不要な水分や老廃物を処理する。
最近、老廃物がリンパ管に
流入するところが動画で公開されています。
リンパ管も加齢により老化し、数や密度が減少するとされる。
今回は、皮膚リンパ管の内皮細胞が形質転換することで老化するのでは?という仮説に基づいて検証した。
※形質転換とは、「異なる種類の細胞に変化する」こと
次に、リンパ管内皮細胞を培養し、そこに形質転換させる成長因子を加えた。成長因子には、トランスフォーミング増殖因子β(TGF-β)を用いた。
それにより、リンパ管の内皮細胞の形質転換が促進され、リンパ管の機能が低下した。
リンパ管の機能低下は、皮膚の老廃物が蓄積することに繋がります。
それが、美容にどんな影響を及ぼすか?
顔のしわのある部分とない部分では、リンパ管の数に差があり、シワがある部分は少なくなるとされた。
紫外線をリンパ管に当てると機能低下したとしている。
紫外線⇒リンパ管の機能低下⇒真皮層の老廃物蓄積⇒コラーゲンやエラスチンの分解⇒シワ形成